意外と一人でできる 、オーストラリアでの銀行口座開設。 ただし入国して早い方が良いのはなぜ?
こんにちは、シドニーマンです。
ワーキングホリデービザ、学生ビザ、または就労可能なビザを取得してオーストラリアに入国し、何らかの形で仕事に就いていれば、通常給料は銀行口座への振込となります。
また、自分で部屋を借りる場合も、家賃の支払い、電気代の支払い、インターネットの支払いなど、ほとんどが、銀行口座からの自動引き落としとなります。
銀行口座を開いていれば、買い物をするにしても生活するにしても、バンクカードを持っていれば何かと便利です。
オーストラリアの現地支店で銀行口座を開設する方法
オーストラリアの現地で銀行郷座を開設するには下記のモノが必要になります。
- 身分証明書
- 現金$50〜
- ビザに関する書類
- オーストラリアの住所
- オーストラリアの電話番号
- マイナンバー
- 学生の場合は学生証
身分証明書
パスポートがあれば大丈夫です。
現金
口座を開く際には、少なくても$50ほどは初めに入金しましょう。
ビザに関する書類
ビザの種類を問われ、オーストラリアに合法に滞在しているか?を確認されます。
その際、自分の持っているビザの種類を答えましょう。(例えば、ワーキングホリデービザ、学生ビサ、など)
ビザを取得した際に送られてくるメールがあれば良いですね。
オーストラリアの住所
バンクカードが送られてくるので、必ず受け取れる住所を登録しましょう。大学や語学学校をカードの受け取り先に指定しても大丈夫ですが、その際必ず大学や語学学校のオフィスに伝えておきましょう。
バンクカードは、口座開設日から通常1〜2週間以内に、登録した住所に送られてきます。
また、どうしても住所が定まらない場合は、口座開設した銀行の支店で受け取ることも可能です。
オーストラリアの電話番号
携帯電話番号で大丈夫です。また、口座開設時に携帯電話や家の電話を契約していない場合は、その旨を伝えましょう。後で電話を契約をしたら、自分の口座のコンタクトインフォメーション(連絡先情報の欄)に電話番号を登録をしましょう。インターネットで行えます。
マイナンバー
2017年から、オーストラリアの銀行で口座を開設する際にも、日本のマイナンバーの登録が必要となりました。銀行によっては、聞かれたり聞かれなかったりするようですが、念の為、用意した方がいいです。
”なぜ日本のマイナンバーが必要なの?”と思うかもしれませんが、脱税防止のためのOECDルールをオーストラリアも適用しているからです。
海外に1年以上住む予定の場合、日本で海外転出届を出さなければなりません。その際、役所でマイナンバーカードの返還手続きをしなければならず、「国外転出により返納」という記載がされて一時使用停止のような扱いになります。帰国したら役所に行き、マイナンバーカードの手続きを行って下さい。また、マイナンバーの番号自体は一生変わらないので、オーストラリアでマイナンバーの番号を聞かれたら、同じ番号を伝えても大丈夫です。
担当者がマイナンバーを知りたい時は、「TFN(Tax File Number) of JAPAN」もしくは、「TIN(Tax Identification Number)of your country」のように聞いてきます。オーストラリアで「マイナンバー」と言っても通じません。
学生証
銀行によって条件は違いますが、通常かかる毎月の口座維持手数料を免除してもらえる場合もあります。フルタイムの大学生なら無料になりますので、必ず学生証を持参しましょう。
オーストラリアで銀行口座開設するときの注意点
オーストラリアの銀行口座を開設した際、幾つか注意点があります。
(1)取引履歴は通帳ではなくネットでチェック
オーストラリアには日本のような通帳制度は無く、給料が振り込まれているかどうかを確認したいときは、利用明細(statement)を確認するか、インターネット上でチェックします。
(2)銀行口座は入国後6週間以内に作る
入国後6週間以内であれば、先ほどご紹介した書類だけで銀行口座開設が可能です。
ですが、それ以上期間が過ぎてしまいますと、なぜ今まで銀行口座を作らなかったかを証明したり、余分に準備しないといけない書類(免許書、クレジットカードの明細書など)が増えてしまいます。その分、銀行口座を開設するのが遅れます。
オーストラリアで銀行口座を開設するのであれば、時間に余裕を持って早めに準備を進めましょう。
(3)口座の解約
3つの注意点の中で一番気をつけたほうがいいのは、この口座解約についてです。長期間口座に動きがないと、手数料が発生することもあり、残高が無くなるとマイナスの預金残高が記録に残ってしまいます。そうなってしまいますと、口座が凍結されてしまうこともあり、再開設するのに面倒な手続きが必要になります。
またm日本へ帰国してしばらくオーストラリアには来ない。もしくは、もう戻ってこないという方は、帰国前に必ず口座を解約しましょう。
銀行口座の種類
銀行によって口座の名称は違いますが、内容はほとんど同じです。
例)ANZ銀行の場合。
ANZ Access Advantage
日常生活で便利に使える口座。送金やATM・支店での取引利用が無制限にできます。デビットカードやインターネットバンキングの利用もできる。
ANZ Online Saver
毎月の口座維持手数料は無料で、最低限必要となる残高も設定されていません。上記のAccess Advantage accountを通して無制限に預金アクセスできます。また、利息は2.55%(bonusレート後)と高いので、人気がある口座です。
Term deposit(定期預金)
当分使う予定が無いお金がある場合は、Time depositに預金しておきましょう。お金を預けてしまえば一定期間下ろせませんが利息は高くなります。
口座を選ぶ際は、利息の高低だけでなく、個人用小切手(パーソナルチェック)が必要かどうかなど、使い勝手の良い口座を選びましょう。
銀行口座を開設するメリット
オーストラリアで銀行口座を開設すると、メリットが実はいくつもあります。
利息が高い。
日本の銀行と比べると、オーストラリアの口座で付く利息は高いです。
”日本のクレジットカードを持っているけど、海外で使用して手数料・為替レートで損したくない。”という方にデビットカードは役に立ちます。
また、クレジットカード払いをすると支払い手数料を上乗せする店が多いシドニーですが、バンクカードを使えば手数料は取られません。
また、デビットカードは、使用後すぐにその使用した金額が口座から引き落とされますので、口座に残高がなければ使えません。ですのでクレジットカードのように使いすぎて、後になって支払いに困る心配もありません。
ATMやお店で、現金を引き出せる。
お店にもよりますが、バンクカードを使って、EFTPOS(エフトポス)でATMに行かずに現金を引き出すこともできます。その際、現金を引き出す上限はありますが、現金引き出しの際にかかる手数料はかかりません。
また、街角やお店の中にあるATMで現金を引き出すことができます。
オーストラリアの4大銀行
オーストラリアには、4つの大きな銀行があります。
- National Australia Bank(ナショナル・オーストラリア銀行)
- Westpac Bank(ウェストパック銀行)
- Commomwealth Bank(コモンウェルス銀行)
- ANZ Bank(オーストラリア・ニュージーランド銀行)
National Australia Bank
オーストラリア国内で最大の資産を持つ銀行です。イギリス、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで運営していて、本部はメルボルンにあります。
WestPac Bank
この銀行の本店はシドニーにあります。
Commonwealth Bank
コモンウェルス銀行は、一番ATMの台数が多いです。
ANZ Bank
オーストラリア,ニュージランドだけでなく、アジア、太平洋地域、アメリカ、ヨーロッパ、中東を含む32カ国や地域で事業を展開しています。日本人スタッフのある支店があったり、日本支社では現地口座開設媒介サービスをしてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
住所や電話番号など、銀行口座開設に必要なモノをもあらかじめ用意しておけば、スムーズに手続きが進みますのでオーストラリアで銀行口座を開設するだけなら、実は難しくないのです。
オーストラリアに着いたばかりのときはいろいろと不安です。そんなときに銀行口座を開設に行くのは大変かもしれません。そして、日本語が分かるスタッフが居たり、日本人が勤務している銀行はありますが、だからと言って、どの銀行にも日本語が通じるわけではありません。基本英語で銀行口座を開設します。
しかし、入国後6週間以内に銀行口座を開設しなければ、銀行口座をそれまでに開設しなかった理由を証明したり、必要以上に準備しないといけない書類(免許書、クレジットカードの明細書など)が用意しなければならなくなります。そうなりますと、銀行口座を開設するのが遅れ、もし手元に現金を持っているのであれば、盗難、紛失の恐れもありますし、たとえ銀行口座を開設できたとしても、それからカードが来るまで日々手持ちの現金のみでの生活になります。それだと手持ちの現金が無くなれば、最悪そのまま帰国せざる負えない状態になってしまいます。たかだか銀行口座を開設できないがために、とんでもないことになってしまっては、元も子もありません。
ですので、英語を駆使し自分の力でオーストラリアの銀行口座を開設できた時の達成感は、オーストラリア生活の中で、必ず大きな自信となるはずです。
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オーストラリアで働くために必要なTax File Number (TFN) タックスファイルナンバーの申請方法。
こんばんは、シドニーマンです。
シドニーいやオーストラリアで飲食業界に関わらず、どの業種で働くにしても、タックスファイルナンバー Tax File Number (TFN)は取得しなければなりません。
まず、タックスファイルナンバー Tax File Numberとは?
タックスファイルナンバーとは?
オーストラリア税務局が発行する納税者番号の事です。それを、タックスファイルナンバー Tax File Number (TFN)といい、オーストラリアで仕事につく場合には必ず必要となります。これは、就労可能なビザ(ワーキングホリデービザや学生ビザなど)を持っている状態で申請することが出来ます。そして観光ビザの様に働くことが出来ないビザで入国した場合は取得できません。
TFN取得は義務ではありませんが、これ無しで働いた場合はオーストラリアで働いて得た所得に対して最高税率が課せられますので、就業予定の方は必ず取ってください。
どうやってTFNを申請する?
タックスファイルナンバー(TFN)は無料でオンライン申請することができます。その際、 下記の条件を確認して行って下さい。
- オーストラリア以外のパスポートを持つ永住者、または短期滞在者
- すでにオーストラリアに入国済み
- 以下のタイプのビザ保持者
- 永住ビザ
- 就労可能なビザ(ワーキングホリデービザも含まれる)
- 学生ビザ
- 無期限滞在を許されたビザ(ニュージーランド国籍を有するなど)
タックスファイルナンバー Tax File Number (TFN)は、
オーストラリアに入国してからでないとオンライン申請をすることが出来ません。
また、申請時間に大体20分ほどかかります。オーストラリア入国後、早目に時間を作って手続きを行ってください。
TFNオンライン申請方法
TFNオンライン申請に必要なモノはパスポート情報です。
オンライン申請した際、入力した情報と移民局の記録が即座に照合されますので、ID証明書類を提出する必要はありません。発行されたタックスファイルナンバーの証書は、申請の際に指定したオーストラリア国内の住所に通常28日以内(2~4週間以内)に郵送されます。
オーストラリア政府のサイトから申請すれば無料です。
こちらがそのサイトになります。
Australian Taxation Office(ATO)
Australian Taxation Office (ATO)のサイトからの申請方法
Australian Taxation Office(ATO)のサイトに行きます。
そして、画面上部に表示されたメニューの「Individuals」から「Tax file number」の項目の「Apply for a TFN」をクリックします。
「Apply for a TFN」と題された画面が表示されますので、”Foreign passport holders, permanent migrants and temporary visitors(オーストラリア以外の国のパスポート保持者、永住者、短期滞在者)”をクリックします。
タックスファイルナンバー申請にあたっての条件が書かれたページが表示されますので、「Apply online for a TFN」をクリックしてください。
「Individual Auto-Registration」と題されたオンライン申請のページに移ります。
ここではオンライン申請のための条件が下記のように説明されています。
- TFNは1度だけ発行。発行後は名前や状況が変わっても再申請の必要はない
- 以前取得したTFNを紛失してしまった場合もここから再発行の申請ができる
- TFNを取得済みで、登録事項に変更がある場合もここで変更届ができる
- 不明点がある場合は翻訳・通訳サービス(電話番号 13 14 50)が利用できる
*税務局の日本語スタッフが出るのではなく、通訳の方が間に入って、税務局とやりとりをする形式です。 - プライバシーに関する情報
通常、問題がないので画面右下の「Next」をクリックします。
次のページ、「 Individual Auto – Registration 」には、永住者と一時滞在者がTFNを申請するにあたっての注意事項が説明されています。
- オーストラリアで働くにあたって、TFNの取得は義務ではないが、取得することによる利点がある
- TFNがないと所得に対して高い税率が適用され、政府から受けられるはずの恩恵も受けられない
- オーストラリア居住者や一時滞在者は、オーストラリアで得た所得に対して税金が課せられる
- 一時滞在者や永住者は移民局からの就労許可が必要(TFN取得によりオーストラリアでの就労が許可されるわけではない。)
- 申請途中で移民局に対して確認が行われる
- オンライン申請はオーストラリア国内からのみ
- 申請の際、パスポート情報、TFN郵送先(オーストラリア国内住所)、連絡際などを入力する
問題がなければ画面右下の「Next」をクリックします。
パスポート情報の入力
What is your passport or travel document number?
パスポート番号を入力してください。
What is the country of origin of your passport or travel document?
パスポート発行国はどこですか?(リストから選択してください。)
Have you ever visited Australia before?
以前にオーストラリアを訪れたことはありますか?
( あれば「Yes」、無ければ「No」を選択してください。)
画面右下の「Next」をクリックします。
個人情報の入力
What is your name?
Title: タイトル/称号(リストから選択)
Family name: 苗字(姓)
First given name:名前
Other given names: その他の名前(あれば)
* すべてパスポートの記載通りに入力してください。
Are you, or have you been known by, any other names?
上記以外の名前がありますか?(旧姓や英語名などを持っている、または持っていたことがある場合は「Yes」、無ければ「No」を選択してください。)
What is your full date of birth?
生年月日を入力してください。(表記は日月年の順番 dd/mm/yyyy に従い、パスポートと同じ生年月日を入力してください。)
What is your gender?
性別を「Male(男性)」、「Female(女性)」、「Indeterminate(不確定)」から選択してください。
Do you have a spouse?
配偶者がいる場合は名前を入力してください。
Title: タイトル/称号(リストから選択)
Family name: 苗字(姓)
First given name:名前
Other given names: その他の名前(あれば)
画面右下の「Next」をクリックします。
住所情報の入力
What is your Australian postal address?
オーストラリア国内の郵送先住所を入力してください。
- 28日以内にこの住所に郵送されます。
Address line 1: アパート等の番号、ストリート番号、ストリート名
Address line 2: 「Address line 1」で足りない場合はこちらの枠にも入力
Town or suburb: 市または地域名
State or Territory: 州名
Postcode: 郵便番号
What is your current home address?
現住所はどこですか?
Is your current home address the same as your postal address (as above)?
現住所は上で入力した郵送先住所と同じですか? Yes / No
* 「No」の場合は現住所を入力してください。
画面右下の「Next」をクリックします。
連絡先の入力
Who would you like the ATO to contact if we need further information to process your TFN application?
税務局がTFN申請手続きのための追加情報が必要となった場合、誰に連絡することを希望しますか? 本人の場合は「Me(私)」を選択し、代理人への連絡を希望する場合は「Another person(別の人)」を選択します。
* 「Another person」を選択した場合は「Reason(理由)」を下のリストから選択します。
- Language(言葉の理由)
- Age(年齢的理由)
- Illness(健康上の理由)
- Infirmity(精神的理由)
- Legal Representative(法定代理人)
- Deceased(故人の代理)
- Other(その他)
Contact name: 連絡先名
* 上の質問で「Me」を選択した場合は空欄にし、「Another person」を選択した場合はその方の名前を入力します。
Australian contact details
オーストラリアの連絡先 * 上の質問で「Me」を選択した場合は本人の連絡先を入力し、「Another person」を選択した場合はその方の連絡先を入力します。
* 以下5つのうち必ず1つは入力してください。
Mobile: 携帯電話番号
Daytime phone number: 日中の電話番号
After hours: 就業時間後の電話番号
Facsimile: ファックス番号
Email address: Eメールアドレス
画面右下の「Next」をクリックします。
Declaration(宣言)
You have completed all of the information required to obtain your TFN.
TFNの申請に必要なすべての情報の入力が完了しました。
Note: There are penalties for deliberately making a false or misleading statement.
注意: 故意による虚偽または誤解を招く申告があった場合には罰則があります。
By clicking on the submit button below, you are declaring that the information your have provided on this application is complete and correct.
「Submit」ボタンをクリックすることにより、あなたはこの申請における入力情報が完全かつ正確であることを宣言したことになります。
入力情報に間違いの無いことを確認の上で、画面右下の「Submit」をクリックします。
これで申請作業が完了です。
申請完了
最後に「Transaction complete(手続き完了)」の画面が表示されます。
「Your application reference number」に申請番号が表示されますので、この番号を控えるか、このページをプリントアウトしておきましょう。
オーストラリア国内で使用できる、
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
オーストラリアで就労するなら必ず必要となる、タックスファイルナンバー Tax File Number (TFN)。就労できるビザを取得している状態でオーストラリア国内に居ないと申請できません。
申請してから申請時のオーストラリア国内にある住所に郵送で送られてきます自分のタックスファイルナンバー Tax File Number (TFN)。
手に入るまで28日(2~4週間以内)は掛かるので、出来るだけ早く申請した方が良いと思います。
もしそのタックスファイルナンバーを待っている間に、仕事の面接をする事になったとしても、その旨を職場の担当者に必ず伝えておきましょう。申請中なら仮の番号を Australian Taxation Office(ATO) からメールで貰えるので、それを提示して本当に申請している事を証明しておきましょう。
注意してほしい事ですが、タックスファイルナンバー取得を有料で行う企業も存在します。それら企業サイトで有料サービスを申し込まないようにしましょう。
Australia Taxation office (ATO)
address 2 Lang st Sydney NSW 2000
tel 132861
これだけは知っておこう! オーストラリア、シドニーレストラン飲食業界で働く前に押さえておくべき基本情報。
こんばんは、シドニーマンです。
オーストラリア、シドニーの飲食業界で働こうと考えている方は、これからご紹介する基本情報を自分が置かれている状況と照らし合わせて先に準備しておけば、仕事を見つけやすいですし仕事していても煩わしい事務処理等を簡単に終わらせることが出来るからです。この事柄を準備していないために、仕事にありつけない事もあります。
これらは、私の長年シドニーレストラン飲食業界で働いてきた経験から感じることです。
オーストラリア、シドニーのアルバイト事情
ワーキングホリデービザでシドニーに着くなり、学生ビザでシドニーに留学するとして、まずカフェやレストランなどのホスピタリティー分野での仕事を探す方が多いと思います。
レストラン飲食業界は、留学生やワーキングホリデーにとって英語力もあまり気にせず探しやすい仕事の一つです。
ワーキングホリデービザの方はフルタイムでの就業が可能なので、仕事の探し方にはそれほど難しくはないと思いますが、学生ビザは2週間で40時間までという就業規則がありますので、それに合うように仕事のスケジュールを組まなければなりません。ただし学生の雇用を好まない会社もあります。なぜなら、よくあるレストランの内部事情として、しっかり長く働いてくれる方が嬉しいからです。
オーストラリアの基本的な雇用形態について
オーストラリアでの労働事情は日本とは異なります。オーストラリアで働く前に、基本的なことを確認しておきましょう。
フルタイム
日本でいう正社員にあたります。週平均38時間以上の就業が保証されいて、有給休暇(annual leave )や有給病欠休暇(sick leave)などの権利もあります。余談ですが、私が今まで働いたレストランは、有給休暇(annual leave)はあるが初年度は使えない。2年目から使えるところが多かったです。この理由は、正社員扱いのフルタイムスタッフの入れ替わりが激しいため、初年度から有給休暇を与えていると会社が持たないからと聞きました。
パートタイム
原則的に週38時間以上の勤務保証が無いので、フルタイムよりも短い就業となりますが、契約により毎週ほぼ決まった時間で雇用されます。フルタイム同様、勤務時間を元に最低限の有給休暇、ホリデー休暇などの保証があります。(ちなみにフルタイムは年に4週間、パートタイムでは働く時間数に応じて有給休暇が用意されます。)
カジュアル
フルタイムやパートタイムとは違い、勤務時間数や雇用期間の定めがない雇用契約方法です。これは、仕事の全くない週や月もあり得るという事です。有給休暇や有給病欠のような保証は一切なく、職場でいきなり「明日から来なくていい」と言われても何も言えないのかこのカジュアルです。その分、最低賃金がフルタイムやパートタイムより高めに設定されています(Casual loading )。
学生ビザで就労する場合、オーストラリアの法律で、就労時間は週20時間(2週間で40時間)と決まっているため、パートタイムまたはカジュアルで契約することがほとんどです。
ワーキングホリデービザは、学生ビザのように労働時間に縛りが無いので、フルタイム、パートタイム、カジュアルのいずれの選択肢もあります。その間ガッツリ働きたいと考えているのなら、比較的カジュアル契約をされたがる方が多いのですが、時給が高いと言ってもシフトの確約が無いのでそれは困ると考える方も多いです。なので、フルタイムやパートタイムで契約されている方もいます。
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RSAを取得する。
レストランで接客する仕事をしようと思っているのであれば、このRSAは必修です。
RSAとは、Responsible Service of Alcohol のことで講習を受けます。講習ではお店で酔ったお客様がいた場合の対処の仕方やアルコールについての法律などを学び、最後にテストを受けて合格すれば取得できます。このRSAは、オーストラリア全土でアルコールを提供する場所(レストラン、パブなど)で働く場合、必要な資格です。
同資格を取得するには、2つの方法があります。
RSAコースのある学校に行き、4時間の授業受けて最後に確認テストに合格し取得する方法と、オンライン上で教材を読みテストを受けて合格し取得する方法です。
当ブログでも詳しく載せております。
Fair Work Ombudsman (フェアワーク オンブズマン)
オーストラリアで働くと、この「Fair Work」という言葉をよく耳にします。これは オーストラリアの労働基準法のようなものです。この「Fair Work」が働く側の私たちを守ってくれます。なので、もしも雇用主に違反が見受けられればクレーム(講義申請)をする事もできます。 同様に雇用主を守るためのものでもあります。オーストラリアで働く場合は一度目を通しておくと安心かもしれません。
タックスファイルナンバー Tax File Number(TFN)を取得する。
いわゆる納税者番号です。オーストラリアで働くという事は、オーストラリアに税金を払うという事です。税金を払うためにもこの番号は必要なのです。
これを取得しないで働けば、必要以上の税金(tax)を支払わなければなりません。大変です。 必ず仕事を探し始める前に取得手続きをしておきましょう。 オーストラリア国内からしか申請出来ないので、渡豪したらすぐに手続きしておきましょう。だいたい2~3週間程かかるみたいです。
手続きはインターネットで簡単にできます。色々なサイトで詳しく紹介されてますので、英語が心配な方は探してみて下さい。(これも英語の勉強です。)
無事申請が終わると、オーストラリア国内の登録した住所宛に書類が郵送されてきます。この番号は一度申請すれば一生使えますので、大事に保管しておきましょう。 仕事先に提出を急ぐ場合でも大丈夫です。申請した際に仮の番号を受け取ることが出来ますので、それを勤務先に伝えて下さい。後日正式な書類が届いたら改めて勤務先に伝えてください。
Superannuation fund(オーストラリアの年金)
オーストラリアの年金制度のひとつです。日本人の間では、よくスーパーと略して呼びます。雇用主は、給与の9.5%の金額をこのスーパーの指定の口座に支払う義務があります。 この辺りは会社が行ってくれます。
ですがこれは日本の公的年金とは少し違い、オーストラリアの場合は老齢年金とスーパーの二つに分かれています。
スーパーはたくさんのスーパー運営会社から選ぶ事が可能です。大きな会社から小さい会社までたくさんあり、ファンドの種類も多種多様です。正直、どれを選べばよいかなど分かりません。雇用主に任せておいた方が良いです。
学生ビザなどでこちらに滞在し、学校のコースを卒業するなり、ディプロマを取得し日本へ永久帰国する場合は、この積み立てられたスーパーを返金する事も可能ですのであまり深く考えなくてもいいかもしれません。
しかし、長期留学生や永住希望の場合はしっかり考える必要がありそうです。どこのファンドを選ぶかによって、将来の資産が変わる場合もあります。
スーパーに対する注意点
オーストラリアで働く場合、特に指定しなければ自動的に雇用先がよく利用するファンドへ口座を作り、そこにスーパーは支払われます。転職するたびに、雇用主に任せっきりにしてあちこちファンドを開設してしまう事がよくあるのですが、一つに絞ってください。ファンドが複数あれば、それに伴う口座の維持費や別途保険料が掛かりますし、解約するにしても解約料が掛かるファンドの場合はどんどんお金が減っていきます。オーストラリアに長くいるのであれば損でしかありません。 初めてスーパーが支払われた際には、雇用先に確認してください。会社によっては何も知らせてくれない場合や、悪質な場合、スーパーを実は支払っていないケースもあります。 給与明細(Payslip)をよく確認しましょう。
パンフレットや会員証など、ファンドによっては自宅へ直接送付してくれる場合があります。口座番号や会員番号など控えておき、転職の際は雇用先へ提出しましょう。
あくまでも理想ですが、自分の将来のプランにピッタリのファンドを見付けることが出来れば、最高です。
必要な英語力レベル
気合と根性さえあれば、仕事はなんとかなる!と思っている方。もちろん、気合と根性は大事ですが、それだけでは無理です。シドニーは英語圏です。その英語圏で働く以上、英語力は必須です。
では、どれくらいの英語力があれば、問題なく仕事につけるのでしょうか。目安として語学学校のレベルで、Intermediate以上です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シドンーで仕事をする前には、いろいろと知っておくべきことや、やらなければならないことがあります。
日本でも同じですが、何よりも自分自身が勤務条件をどれだけ理解しているか。ということが大切です。仕事をスタートする際は、自分自身の契約内容をしっかり確認しておきましょう。
シドニー、レストラン業界で働くために必要な資格、RSA。 その取得方法。
こんばんは、シドニーマンです。
オーストラリアでは各州でレストランやバー、またはパブでアルコールを提供するため、そういった場所で働く場合RSA(Responsible Service of Alcohol)という資格が必要とされてます。
この資格はレストランやバー、パブでアルコールを規則や法律に従って安全にお客様に提供するためのものです。
このRSAを保持していないと雇用主、つまりお店側が罰金を払わなければいけないため、アルコールを取り扱う場所ではこの資格がない者は働くことができません。
ワーキングホリデーや学生ビザでオーストラリアに来る多くの方が飲食店で仕事をすると思います。そのためRSAは必須の資格です。
RSAとは
まず、RSAとは、Responsible Service of Alcohol のことで、オーストラリア全土でアルコールを提供する場所(レストラン、パブなど)で働く場合、必要な資格です。
同資格を取得するには、方法は2つしかありません。
RSAコースのある学校に行き、4時間の授業受けて最後に確認テストに合格し取得する方法と、オンライン上で教材を読みテストを受けて合格し取得する方法です。
各州にそれぞれのRSAがあり、例えば、シドニーがあるNSW(ニューサウスウエールズ州)のRSAを持っていたとしても、引っ越しでQLD(クイーンズランド州)やVIC(ビクトリア州)など他の州に移った場合、もう一度テストを受けて取得し直さなければなりません。
RSAを取得するためには
RSAを取得するためには、受講しなければ取得できませんが、その前にやらなければならない作業があります。それは、USI登録です。
USI登録
RSAの授業を申し込む際に、USIという番号が必要になります。これはUnique Student Identifierの略で、オーストラリアで認められた講習を受ける際に必要な番号です。
この番号があると、政府公認の資格を取得したことになります。また、過去に自分が受けた講習や保有している資格の履歴を確認することもできます。
このUSI登録は無料で行うことが出来ます。登録はオンラインで行い、パスポートや住所などの情報を入力していくだけです。5分ほどで出来る簡単な作業なのでRSAを申し込む前に登録しておいてください。
こちらがオーストラリア政府のUSI登録公式サイトです。
RSA申し込み方法
シドニーには、RSA取得のためのテストを受けられる学校はたくさんあります。受講料は年々高くなっているようです。(足元を見られているみたいですが。)受講料は$199.00ほどです。
こちらが学校(一部)のサイトです。
www.cbdcollegesydneyrsa.edu.au
edway.edu.auオンラインRSA受講サイト
オンラインでRSAを受講する場合は、学校で受講するわけではないので、若干受講料が安いです。$114~$150と前後しますが、それでもそれなりの支払い額です。
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授業
RSAの授業は、上の写真の様な配布されるテキストに沿って進められます。(当日配布されます。)受講時間は4時間ほどで、最後にテスト(20分間)を受けます。授業とテストの間には15分ほどの休憩があります。
授業はすべて英語で行われます。アルコールサービスに対する授業ですので、それなりの英語力が必要です。
授業ではお店で酔ったお客様がいた場合の対処の仕方やアルコールについての法律などを学びます。また法律を破った際の罰金の金額なども学びます。(罰金が高いのに驚きます。オーストラリアあるあるですが、罰金が高いのはなにもRSAだけではありません。何かに対しての罰金はどれも高いのです。)
受講時期、時間にもよりますが、受講する生徒の国籍は様々です。
テスト
授業の最後に20分間のテストが行われます。問題はすべて4択から1つ正しい答えを選ぶ形式です。4択だからと言って侮ってはいけません。日本語にしてみたら簡単な問題かもしれませんが、英語のテストです。ニュアンスなどを勘違いすれば、間違えてしまいます。当たり前ですが、間違えすぎるとテストに合格しません。不合格です。RSA受講料がパアです。
学校で受講した場合、テスト終了後その場で合格不合格を言われるので、合格していればすぐ合格書を受け取ることが出来ます。
まとめ
英語で授業を受けたり、オンラインで英語のテストを受けたりと資格ひとつとるにもなかなか大変ですがRSAを取得していれば、レストラン業界での仕事探しには大変有利です。
また、英語が全く分からない状態で受講するとテストに落ちてしまう場合もあります。そうなると結構高い受講料が無駄になります。
しかし、レストラン業界で仕事探しをするのであれば、取得していると大変有利な資格です。よくある話ですが、面接時にRSAを持っているのが分かるとトライアル(研修)にすぐ呼ばれる場合があります。私も現役でシドニーにある日本食レストランで働いております。面接時にRSAが有る無いで、その後の対応が変わります。
RSAは、シドニーレストラン業界で仕事を探すためには必要な資格です。
もし日本に居ながら、シドニーの飲食業界で働く気で準備しているのであれば、日本に居ながらオンラインで受講しておくのも一つの手です。
海外求人
英文履歴書、レジュメの書き方。飲食業界編。 自分をアピールしよう。
こんばんは、シドニーマンです。
海外、シドニーで仕事探しをする場合は、ジョブサイトやコミュニティーサイトを見て、面接を取り付けたり、「履歴書」を直接お店に持って行って応募するのが一般的です。
*注意してほしい事は直接お店に「履歴書」を持って行く場合、お店が混んでいる時間帯は止めましょう。混んでいる時間は、各スタッフ営業に集中しておりますので対応してくれない場合が多いです。休憩時間や準備している時間を狙って行きましょう。
「履歴書」のことを「resume(レジュメ)」や「CV(シーヴィー)」と言いますが、その表記の仕方は日本語の履歴書と全く違います。日本語の履歴書を英文に直訳したとしても英文履歴書(レジュメ)にはなりません。しかし、英語に自信がない中、どう書いたらいいのか分からない。これが本音だと思います。
そこで今回は、シドニーで仕事探しに必要とされる基本的な書き方を紹介します。
レジュメはただ書けばよいわけではない。
日本語の履歴書にも書き方があるように、レジュメにも書き方があります。
日本語の履歴書をただ直訳して英語に直したとしても、それはレジュメとしてはおかしなものになってしまいます。だからといって、やみくもに自分の思いつく英語でなんとか自分なりに単語を調べて苦労して英文履歴書を作ったとしても、それは英語の勉強にはなりますが採用者には英語のレベルがバレてしまいます。
これは、私が今までも現役でシドニーにある日本食レストランで働いており、いろんな国のから来た人のレジュメを見てきたから言えることです。
中には、4、5枚にも及ぶ履歴書(これは飲食店のアルバイトではやりすぎです。正社員になろうと思っている方なら必要。)、パンフレットみたいな凄みのある履歴書(力を入れて作成したのは十分理解でき印象にも残りますが、かえってクセがある事が分かりますし、この手のタイプは、急に忙しくなるレストランの現場には向かない方が多いです。)
レジュメには何を書けばよい?
実際のところ、レジュメには何を書けばよいのでしょうか?
シンプルに下記のことを書けばよいのです
- 自分の氏名
- 現地での連絡先
- 履歴書送付の目的 Objetcive
- 経験の要約 Summary
- 職歴 Work Experience
- 学歴 Education
- 資格 Certificate
- 紹介状 Reference
1、2、6、7番は個人情報や学歴なので事実を書けばいいだけなので、特に難しくないですが、多くの人が頭を悩ますのが、
- 経験の要約 Summary
- 職歴 Work Experience
この2つの項目の書き方だと思います。
これらを自分に合う文言で英文が作れたら簡単にレジュメ作れます。
それでは、順番に説明していきます。
Personal Information (個人情報)
【例】
Kenji Sydney(名/性)
unit 11223344/556677 Geroge Street Sydney , NSW ,2000(住所), 04xx-111-2222(携帯電話番号),e-mail@gmail.com(メールアドレス)
visa W/H expired 12/2020
住所の書き方は、ユニット番号(あれば)/ ストリートの番号→ストリート名→都市の名前→州の名前→郵便番号の順番です。
この順番で書いていきます。
名前部分は大きくわかりやすく記載しておきましょう!
ビザの種類、有効期限も記入しましょう。
これで、①、②は終了です。
履歴書送付の目的 Objective
レジュメを出すことは仕事を探していることです。シンプルにまとめましょう。
英文サンプル。
looking for a position at (waiter /Kitchen) restaurant where I will be able to utility my self-starting personality.
available 7 days include weekend.
(waiter/kitchen)ここに自分の希望するポジションを記入してください。
このサンプル英文では週7日週末でも何時でも勤務可能と書きましたが、学校に通っていたり、他に仕事をしていたりと働けない時間帯があるのであれば、必ず記入しておきましょう。
経験の要約 Summary
レジュメ(RESUME)による書類選考に通過できないと面接さえ受けることが出来ない場合があります。そこで、Summary (経験の要約)の項目が大事になります。ここでは、自分の経験を短く説明し、それでいて自分がそこで働きたいという意思表示をアピールしましょう。
英文サンプル
Restaurant Server with 3 years’ in the hospitality industry. Possessing a dynamic presence and flare to enhance and ensure memorable customer experiences.
レストランサーバーとして、3年の飲食業界での経験があります。私の情熱的なサービスでお客様にとって心に残るサービスを提供します。
Friendly Waitress always ready to help team members by taking on additional tasks. Skilled at making customers feel welcome and answering any concerns. Over 2 years experience in the restaurant industry.
フレンドリーで、いつでも仕事を積極的に引き受けてチームメンバーを支えます。 私はお客様を暖かく迎えることが出来、どんな質問にも答えられます。レストラン業界の分野で2年以上の経験があります。
職歴 Work Experience
レジュメの中で、Work Experienceが一番重要なパートです。
ここでは職歴を記入していくのですが、日本の履歴書と違い「何をやってきたのか」をたくさん書きましょう。シドニーに限らず海外では、基本的にその仕事の経験が有るかないかで雇用するしないが決まることがあります。
箇条書きでよいので少しでも経験が有るのであればどんどん書いてください。また、どれくらいの期間働いていたのか。その仕事でどういう経験をつんだのかについて書くのも良い印象を与えます。
書き方としては、上から順に仕事の経歴を書いていきます。上が1番最新の仕事になるようにする。
英文サンプル
4/2015 - Present Japan Travel company Inc.Tokyo(Travel advisor)
日本旅行会社(東京支社)2015年4月-現在(旅行アドバイザーとして)
4/2010 - 2/2015 AAA Restaurant, Nagoya
Exsective Chef
・Managed team with 7 people.
・Check documents of expenses and petty cash.
・Improve operation.
・Make weekly roster.
・Development new menu.
名古屋にあるAAAレストランに2010年4月から2015年2月までチーフシェフとして勤務。
7名のスタッフを管理していた。
必要経費などの書類まとめ。
オペレーションの改善。
週ごとのシフトの管理。
新メニューの開発。
学歴 Education
最終学歴を書きます。
ここは学歴とその基本情報(学部や大学名、高校名)のみで大丈夫です。
私の経験からも、学歴を重視されることはあまりしません。参考程度に目を通すだけなので、「レジュメのルール」として情報を記載しているだけと思って下さい。
英語サンプル
Bachelor (学位)- 2012(卒業した年)
〇〇 University(大学もしくは専門学校名) | Tokyo(場所)
International Tourism Institute(学科名)
資格 Certificate
持っている資格があれば、記入しましょう。ましてそれが日本の資格でも、記入していれば、面接官もその知識があると認識してくれます。
紹介状 Reference
紹介状 Refernceの欄も「Available upon request」。アルバイトでの仕事探しなら、これで十分です。飲食店のアルバイトでいちいち前職に確認の連絡をとることは、まずしません。時間の無駄です。アルバイトで採用してみてその人が使えなければ店側は首を切ればいいだけの話です。
ですが、社員として、その仕事につこうと考えているのであれば、この項目も重要です。前職のポジションのある方を書きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本語の履歴書と違い、英語でレジュメを作成するのは本当に気が滅入ります。ですが自分自身を奮い立たせてレジュメ作成の行動に移すことが出来るのであれば、その分少しでも早く仕事を手に入れることが出来ますし、現地での生活を有意義に過ごすことが出来ると思います。
日本語の履歴書と違い、まず英語で自分のことを書いたりアピールすることに抵抗があるかもしれませんが、シンプルに要点を絞って書いていきましょう。
そして、レジュメでは自分をアピールすることがとても大事です。
「期待されすぎたら困る」と思う方が多いかもしれませんが、まずは雇ってもらうことが大事です。働き始めてから困ることなんて普通にある事です。レジュメの段階では気にせずに、しっかり自分をアピールしていきましょう。