びっくりしないでください!お国が違うとこれだけ違うシドニーレストラン飲食業界の業者それぞれの対応
こんばんは、シドニーマンです。
私は日本でもオーストラリアでも居酒屋やファインダイニング等、レストランの形態が違えど飲食業界に携わってきました。
そして、シドニーに住み着き20年以上たった今でも私がこちらの業者とのやり取りで、
日本に居たときでは普通考えつかない
ありえないこと
これがこちらの業者のスタンダードかよ
と思ってしまう事があります。
今回はそういった事を纏めてみました。
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よくある業者の言い訳。
メール来ておりません。
いつもの担当者が不在で急遽別のモノが対応しました。ですのでいつもと違います。
この手の言い訳は、ほぼ毎日の様に何処かのレストランの現場で起こっています。
メール来ておりません。
そんな訳ないです。昨今オーダーをメールで送るのはシドニー飲食業界では通常業務です。
それに対して各業者は自動返信システムでオーダー受理した事をこちらに知らしてくれます。
その返信メールがこちらに来ていながら配達もしくは積み込み作業を忘れる。
せめて、
メール見落としておりました。
とか、
コチラの手違いで配達遅れております。
等と言ってくれる方がコチラ側からしても察しがつきます。
2.突然の在庫切れ
通常どの品も在庫管理はできているはずですし、今この時代に在庫管理が出来ていないとは思えません。しかしこういった事が起こっています。
レストランの現場は、その日の夜ディナー営業が終わってから、オーダーに必要なモノをチェックしオーダーします。そして次の日に配達されますが、その当日の配達された際、
あの品が切れてます。
この品は来週入荷されます。
といった通知が来ます。
通知が来るならまだ良いですが、インボイスにout of stockと記載されているだけの場合が多いです。
現場は必要だからオーダーするのであって、オーダーした品が来ない、もしくは無いとなれば大変困ります。
もう少し現場を理解してくれると嬉しいと思います。
3.アポイントを忘れる
これもよくあることです。
例えば、
水道のタップが壊れたから修理に来てほしいとお願いして次の日に来てもらうようにアポイントを取っても当日来ない。。。ナンテことはよくあります。
で、連絡しても当然の如く電話に出ません。そして2,3日してほとぼりが冷めた頃平気な顔して来る。
4.電話代が異常に高い。
レストランを営業していれば、
冷凍庫が動かなくなった。
フライヤーが壊れた。
等、キッチン機材を致し方なく修理しなければならない状況になります。
そうなると修理業者に連絡するのですが、まずそのアポイントを取る電話代が異常に高い!
何でアポイントを取るだけで100ドル以上の電話代が掛かる!?
*1ドル=70円と擦れば、100ドルは7000円。
そして修理してもらうのも大抵深夜レストランの営業が終わってから。
プラス深夜料金。
キツイです。
オーストラリアンクオリティーはナメてはいけません。
扱いがチョットでも粗いとすぐ壊れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オーストラリアは日本の感覚で仕事をすれば、モノも現場で働いているスタッフ(特に日本人)の心も壊れます。
そうなんです。業者の都合でレストランの現場は振り舞わされます。
つまり、
業者天国
なのです。
嘘だと思うなら、試しに電話してみてください。
これがわからないと常に業者と喧嘩することになります。シンドイですよ。
以上、オーストラリア、シドニーレストラン飲食業界裏側でした。