世界に羽ばたけ!飲食戦士。海外就職、転職、独立への道。

私、シドニーマンはオーストラリア、シドニーで飲食業に20年以上携わっております。(現役です。)その私目線ですが、(特にオーストラリア、シドニー)海外就職、転職、独立への思いをこのブログを通して配信していきたいと思います。

海外の就職と日本での就職の違い。飲食業で海外で働くためには。 海外就職したい人、考えている人は、参考にすべきこと。

こんにちは、シドニーマンです。

 

海外に憧れがある、海外で自分を試してみようと思っている人は多いと思います。また、そういった人たちの中には留学後もしくはワーキングホリデー後は日本に戻らずそのまま海外で就職したいと考えている人や、してしまう人。また海外滞在中に現地で仕事を探しているという人が多いと思います。

しかし、海外にある、特にオーストラリア、シドニーの飲食業にはどのように応募すればいいのか?、どのくらいの語学力が求められるのか?など、海外就職、とりわけ飲食業に関しては不透明な点が多いです。

 

そこで今回は海外(オーストラリア、シドニー)で飲食業界に就職したいと考えている人に向けて、就職事情や語学力などについて解説していきます。シドニー飲食業界に就職するために何をすればいいかわからないという人はぜひ参考にしてみてください。

 

飲食業界。海外での就職と日本での就職の違い

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まずここでは、海外で就職する場合と日本で就職する場合の違いについて紹介していきたいと思います。

日本での就職

日本の場合、高校や大学、専門学校などを卒業したら新卒として会社に就職するのが一般的で、入社する企業の都合によりますが3月ごろから新入社員研修が始まり4月に入社式、その後配属先や勤務地などが決まり仕事を始めていく。

新卒で入社する社員に関しては、研修などを通して少しずつ仕事を覚えていく形がとられることが多く、即戦力というよりは、会社の将来を担っていく人材を求めてます。

また、理系の方が飲食業界に入ってくる場合もあります。その場合、学校で学んだ専門性が必ずしも就職に直結するわけではありません。

ただし調理師専門学校を卒業した方であれば、学校で学んだ知識などがある分、何も知らない新卒の人たちよりも強いです。

また中途採用の社員はその経験を買われることが多く即戦力を期待されるので新卒が入社するのとは意味合いが違います。

海外での就職事情

海外就職(オーストラリア、シドニー)の場合は、日本のように新卒という考えがないです。人材はとても流動的で特に日本人は不足気味です。、企業(レストラン)は新卒用の枠を設けるのではなく、そのポストに空きができたら募集するいう形をとっております。私が今まで働いたどのレストランでも行っていた方法ですが、常に求人サイトには募集要項を載せておりました。

 

www.gumtree.com.au

 

 

 

レストランの環境による部分もありますが、日本人向けの求人では日本人と一緒に仕事をする機会も珍しくないですし、またほかの国のスタッフも日本語を勉強していたりするので日本語を使って仕事をする場合もあります。

海外(シドニー)のレストランで求められること

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ここでは、海外(シドニー)のレストランで勤務するうえで求められることについて紹介します。海外で働くとなると語学力が必要になるのでは?と思っている人もいるかもしれません。また、経験者ならば即戦力としての活躍が期待されることもあり、応募の条件など確認が必要です。

求められる語学力

企業(レストラン)の中には語学試験のスコアを採用基準にしている場合も少なくありません。基準は会社によってまちまちですが、希望しているポジションによって求められる語学力は違います。外国人だらけのホールであればそれなりの英語能力が求められるし、日本人が多いキッチンであれば、そこまで語学力を求められません。またオーストラリアは英語がイギリス寄りなのでTOEICよりもIELTS(アイエルツ)が主流になってます。事前に自分が受けたいレストランがどのような条件(英語試験のスコアなど)の提出を求めているか確認する必要があります。

求められるスキル

レストランで勤務するわけですから語学力の他に専門スキルが必要です。特に経験者ともなれば専門知識や専門的な経験が求められます。

 

対応力があるか?

 

現場では、突発的な出来事が起こる場合があります。ドラマや漫画と違いシナリオがあるわけではないので、そういった場合に慌てず対応していけるか?

 

応用力があるか?

 

 

対応力と似ておりますが、現場ではそのポジションだけ出来ていればよいわけではありません。忙しくなれば当然他のスタッフを助けてあげたり、助けてもらったりします。なので、視野が狭く、決まった事しかできない人は難しいです。

未経験・新卒でもシドニーで働くことは可能か?

ワーキングホリデーや学生の方などは、レストランでの就業経験や専門スキルを持っていない人の方が多いです。そういった人は仕事につけないのでしょうか?

結論から申し上げると、レストランの場合、未経験でも働くことが出来ますし、応募することもできます。日本で違う業界でも勤務していた経験(社会人経験)があれば現場から見ればとてもうれしい人材です。

正社員になると絞ってしまうと難しくなってしまうかもしれませんが、アルバイトでも良いとか海外で働いてみることだけを焦点に合わせるのであればレストラン未経験者でも社会人未経験者でも問題ありません。

 

 

 仕事を見つける、もしくは就職する方法

 

ここからは、実際にレストランでの仕事を見るけるために、またレストランに就職するための方法を紹介したいと思います。

 

方法(1)現地の求人サイトを見て自分で応募してみる。

自分が働いてみたいレストランが明確になっている場合は直接コンタクトを取り、求人の応募をすることも手段の一つです。

また、自分が働いてみたいレストランが決まってないのであれば、現地の求人サイトを見て自分でコンタクトを取りましょう。

どちらも注意する点としては担当者と直接やり取りするため、語学力がある程度なければコミュニケーションを取れない可能性があります。

 

オーストラリア国内で使用できる、
オーストラリアポケットWiFiルーター【オージーデータ】

方法(2)エージェントに登録

エージェントを使えば現地の状況を詳しく知ることも出来たり日本語で求人情報を確認することができるほか、就職までに必要な各種手続きなどもサポートしてもらうことが可能です。

 

*方法(1)も方法(2)も日本に居ながらも就職活動が出来るのが有利な点です。

 

方法(3)現地でインターン

海外ではインターン経験を経てその企業に就職するケースもあります。(インターンの条件によって有休、無給と色々あります。)

特にワーキングホリデーの制度を使えば気軽に海外でアルバイトをすることができ、就職につながる経験を積むことができます。

 

job.yahoo.co.jp

 

方法(4)ビザのスポンサーになってもらう。

ワーキングホリデービザの方や学生ビザの方は、現地での生活費や学費を稼ぐためにレストランで働いている場合が多いです。そういった方はそのレストランに話をしてビザのスポンサーになってもらうという選択肢が得られます。いわゆる海外就職です。当然、勤務態度、人間性、語学力等いろいろチェックされますが、スポンサーになってもらうことは可能です。この方法はビザ目的のためだけに、働いたこともないレストランにいきなり交渉しても相手にしてもらえませんので、注意してください。

 

 

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まとめ

 

今回は、海外就職やシドニーでの仕事の探し方について、その方法や事例をご紹介してきました。

実際に海外就職したいと考えている方は、

 

何処の国で働いてみたいのか?

なぜそこで働いてみたいのか?

自分が何がしたいのか?

 

をしっかりと見定めておく必要があります。そうしないとただ外国(シドニー)に居ただけで終わってしまう可能性が大きいからです。そんな人は今までたくさん見てきましたし、現在もとてもたくさん居ます。