世界に羽ばたけ!飲食戦士。海外就職、転職、独立への道。

私、シドニーマンはオーストラリア、シドニーで飲食業に20年以上携わっております。(現役です。)その私目線ですが、(特にオーストラリア、シドニー)海外就職、転職、独立への思いをこのブログを通して配信していきたいと思います。

海外にある飲食店で働きたい人のための心構えと注意点。 憧れだけではなく厳しい現実を見ること。 シドニー編

こんばんは、シドニーマンです。

 

海外にある飲食店で働いてみたいと考えている方は多いと思います。しかし憧れだけではなく、そこには多くの厳しい現実があります。今回は在豪歴20年以上、長年シドニー日本食業界に携わっている私(現役で今でもシドニーにある日本食レストランに勤務)の視点から、実際にどういう現実が存在するのか?いったいどうすれば海外、オーストラリア、シドニーの飲食店で働けるのかについてご紹介します。

海外、シドニーにある飲食店で働くための心構えと注意点

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外国で働くことにあこがれを抱いている方は大変多いです。

ここでは、シドニーにある日本食レストランで働く場合の心構えと注意点をご紹介します。

 

1.「アウェイの地」でどれだけ戦えれるか。  

2.「目標」、「夢」をしっかり持ち「成長」を望む気持ちがあるか?
3. 自分の行動に責任を持てるか?

 

1.「アウェイの地」でどれだけ戦えれるか。

シドニーで働くことを想像してみてください。その職場には日本人スタッフが居るとしても、日本人以外のスタッフもいます。その日本人以外の彼らとコミュニケーションを取りながら仕事をしていかなければならないのです。(そんな彼らとは基本英語でコミュニケーションを取りますが、中には日本語がとても上手な人たちもいます。)また日本人でも年齢、経験、そこで働く思いがそれぞれ違います。なので、どちらかと言えば日本人とのコミュニケーションをとる方が難しかったりします。そんな「アウェイの地」に居ることを理解してください。そこであなたは成果を出さなくてはなりません。サポートしてくれる人は回りにいるかもしれませんが、そこに甘えてしまえば、いずれはじかれるのがオチです。最終的には自分自身で何とか道を切り開いていくしかないのです。これらの覚悟をもって海外での生活をスタートさせるか、心構え無しでシドニーへ行き、職場で面食らうかでは大きく違います。

 

2. 「目標」、「夢」をしっかり持ち「成長」を望む気持ちがあるか?

 

「アウェイの地」で働くことは、とても大変なことです。しかし、なぜ海外で働きたいのですか?シドニーいえ、海外にあこがれを持っているあなたには、海外(ここシドニーの地)で叶えたい「目標」や」「夢」があるはずです。そういった思いが無く、ただただワーキングホリデーで遥々日本からシドニーにやってきて何となく日本食レストランで働く。それだとただただ仕事をこなすだけになってしまい、労力をかけてシドニーまで来た意味がなくなってしまいます。

また「成長」を望む気持ちも大切です。仕事をしていて、なかなか思う様な結果が出ないときもあると思います。(これは日本で働こうがシドニーで働こうが同じです。)そんな時こそ、自分の将来の「目標」、「夢」または、自分の「成長」に思いを馳せることができれば失敗や孤独につぶされることなく頑張れると思います。

自分で「目標」、「夢」、「成長」を意識しないと、ずるずると5年、10年とただシドニーに居るだけの状態にハマってしまいます。私はそんな人をたくさん見てきました。今もそんな人はシドニーにたくさんいます。このような人たちは日本に帰りたくても帰れないのです。あなたはそうなりたいですか?

 

3.自分の行動に責任を持てるか?

 

日本に居れば、親、兄弟、知りあい、親戚などに頼ることが出来ます。ですが、ここシドニーには基本自分一人です。自分の行動に責任を持てますか?

みなさんは、シドニーに来て仕事をするわけですから、それなりの年齢だと思います。ですので、仕事においても人生においても重大な決断を下す時や、仕事や生活面でうまくいかなくなった時など、いろいろな局面で考え、行動しなければなりません。そんなときほど自分の行動に責任を持てますか?

これは非常に大切なことです。日本で生きていくのにも必要な要素だと思いますが、少なくともこれが出来ないと思う人は海外に出るべきではありません。必ず何か取り返しのつかない事をやらかします。

 

 

この3つ、すべて前向きにとらえることが出来ない人は海外(シドニー)で働くことは非常に難しいと思います。

いや、海外に限らず国内のどこでどんな仕事についていたとしても前を向いて生きていくことは難しいのではないでしょうか?海外(シドニー)で働くのですから語学にポイントを置かれやすいですが、語学などのスキルは後からいくらでも努力で何とかなります。それよりも自分自身の心構え、こちらの方が大切です。

 

海外で働きたいだけだと心が折れやすい、続かない。

私はシドニーに居て、仕事柄たくさんの方を面接してきましたが、その中で生活のためだからとか、英語が出来ないので日本食レストランで働きたいといってくる方がたくさんいます。そういった方々は、何かあればすぐに心が折れてしまい、辞めていきます。仕事が続きません。

こういった方はすでにシドニーに居るわけです。海外で働かなければならない状態に居るのです。生活のためだからとか、英語に不安があるからといった理由で日本食レストランに仕事を求めてくるのは甘いです。

なぜ、海外で働いてみたいのか?なぜシドニーで働いてみたいのか?なぜ、そのレストランで働きたいのか?まで考えてみてください。

海外で働くこと。この経験こそが人生最大の報酬と考えよう。

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海外(シドニー)の飲食業で働く場合、日本人とも働きますが、日本人以外とも働きます。日本人同士でも、出身地が違ったり、年齢が離れすぎてたり、経験が有る無いで違います。日本人同士でもそうなので国籍が違えば尚更です。その人たちのお国柄が出たり、え!?と思うような事が起こったりします。働いていれば良い事ばかりではありません。どこで働いてもそれなりにつらいことはあります。海外であれば尚更です。そんな時に覚悟がないと大変です。厳しいことって自分が思っている以上にあります。そういった出来事を前向きにとらえるか、対岸の火事と捉えるかで経験値が変わってきます。

自分の人生にとって海外で働くという事は、5年、10年、15年というスパンで見れば絶対的に大きな選択肢になることは間違いありません。目先のことばかりに捕われず、覚悟を持ってそれらの状況を楽しむことが出来れば、海外で働くとしても楽しめますし自ずと道は開かれると思います。

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

海外で働く場合、いえ、シドニーの飲食業で働く場合、しっかりと心構えが無いとモチマセン。憧れが強すぎて厳しい現実に耐えることが出来ないからです。そして海外で働くことの目的がお金だけになると、乗り越えれる壁が乗り越えれません。自分の輝かしい未来、目標または夢のための「経験」と思えれば何事も乗り越えることができると思います。

最初は自信がなくても良いのです。最初から仕事が出来て自信がある人は居ません。進む度に精神もスキルも強くなっていけば良いと思います。海外で働くということは5年、10年、15年というスパンで見れば人生にとって有望な選択肢であることは間違いありません。

目先のことばかりに捕われず、覚悟を持って今を楽しむことが出来れば自ずと道は開かれると思います。