シドニー飲食業界で仕事に就くには? 語学力 資格 どれくらい必要?
こんばんは、シドニーマンです。
シドニーレストラン飲食業界で、どの程度の英語力が必要なのか、どの資格が有利なのか?
わからない方も多いのではないでしょうか。
シドニー在豪歴20年以上。現役日本食レストランマネージャーである私がその辺りをまとめてみました。
事前に解っていたり、下調べが出来てからのシドニーでの仕事探し。もしくはレストランで仕事行っていくにしても、よりスムーズです。
長時間勤務でも大丈夫か
レストランで働くのであれば、長時間勤務は覚悟していたほうが良いです。
資格を持っていても、語学力がどんなにあっても長期間勤務する覚悟がなければレストランで働くことは難しいです。
カフェであれば、早朝から夕方まで忙しければノンストップ。
ランチ、ディナーとオープンしているレストランであれば忙しい場合、昼休憩が取れない場合もあります。
居酒屋のようなレストランであれば、深夜までの営業。片付けをして帰宅するとなるとかなり遅い時間になります。
この部分は、日本食レストランに限らず、ローカルのレストランで勤務しても変わらないと思います。
新人は仕事を覚えることに必死です。
シニアスタッフになれば、自分の仕事だけではなく他のポジションも気にして見ていかなければなりません。
仕込みが出来ていない。
オペレーションが上手く行ってない。
等、レストラン全体を見て動いていかなければなりません。そうなると自分の仕事が後回しになってしまう場合があります。
その時々によって、いろんな諸事情があるので、時間を気にしている様ではレストラン勤務はとても難しいです。
シドニー飲食業界で働くのに取得しておいたほうが良い資格は?
飲食業界は未経験者でも働こうと思えばスグに働けれます。ただ働くだけなら特別な資格は必要ありません。
ただし資格を持っていれば、仕事探しにも有利ですし、仕事に就いても専門的知識があるスタッフとして優遇される場合もあります。
資格は、シドニーに着いてから取得できる資格と日本に居る時から取得できる資格と様々です。
語学に関する資格
語学に関する資格ですが、取得してなくても仕事に就けます。ですが、シドニーでレストラン勤務を考えているのであれば、一緒に働くスタッフが日本人である場合とそうでないほかの国の人達の場合とあります。また、お客様は日本人である場合の方が少ないです。仕事仲間とコミュニケーションをとったり、接客を考えれば語学に関する資格をもっている方が有利です。
ホールスタッフでは接客の際、キッチンでの仕事に就いてもキッチンスタッフが他の国の人の場合など英語を使う場面はたくさんあります。語学力があればあるほどを役立ちます。
英検、TOEICまた、IELTSなどの資格を取得しておくと、自分をアピールすることが出来ます。
レストランキッチンスタッフの場合
正直、アルバイトとして働くだけなら特に資格は無くても良いです。ヤル気と元気があれば後はなんとかなるものです。しかし、フルタイムで働く場合や将来ビザのサポートをしてもらう事を考えているのであれば、調理師免許は取得していた方が有利です。
調理師免許とは?
調理師免許とは、日本の国家資格です。
調理師資格がなくても調理に関する仕事につけますが、レストランで長く働く事を考えているのであれば調理師免許を取得していると何かと有利です。
調理師免許を取得するには、調理専門学校を卒業するか、実務経験を2年以上積んでから調理師試験に合格することで取得出来ます。
ディプロマ
こちらにあるホスピタリティー関係の学校のコース終了証です。
学校に通いながらレストランに勤務する。学生ビザの方に多いスタイルです。
日本で飲食業界での職歴無し、それでもシドニーにあるレストランキッチンでの仕事、もしくは就職を考えているのであれば、取得しておいた方が良い資格です。
今働いているレストラン、もしくはこれから働こうと考えているレストランでのビザサポートをしてもらうことを考えているのであれば、日本に居る時に調理師免許は取得しておいた方が良いと思います。いざビザサポートを受けることになって資格が無いとなれば、それから一旦帰国して試験を受けるか、こちらにある学校に通いながらディプロマを取得するかの2択しかありません。
どちらの方法も費用や時間がかかってしまいます。まして、ホスピタリティ関係の学校に通いながら仕事をこなすとなると、学校と仕事との両立でとても大変です。
日本に居る時から、シドニー飲食業界で仕事に就くことを考えているのであれば、先に日本の調理師免許を取得していた方が何かとスムーズです。
シドニーにあるレストランでの就職を考えているのであれば、取得しておいた方が良い資格です。
製菓衛生士
お菓子屋ケーキつくりに関する基礎知識や技術。食の安全に関する知識を身に付けていることを認定する資格です。いわゆるパティシエです。カフェキッチン勤務やレストランデザート部門での勤務を考えているのであれば取得しておいて良いと思います。
ホールスタッフに有利な資格
接客に関する資格
オーストラリアには日本のような、
「接客サービスマナー検定」
「サービス接遇検定」
「レストランサービス技能検定」
といった資格はありません。
これら日本の資格は、接客の具体的な内容や基本的な接客能力を認定するものです。取得していて困りません。
RSA
Responsible Service of Alchol
ビールやワイン、カクテルなどは食事をするうえで欠かせないものです。それらアルコール類の基礎知識や取り扱いについての資格です。
メニューにアルコール類が載ってあるレストランでのホール勤務を希望しているのであれば取得しておかなければならない資格です。
この資格は講習を受ける、もしくはオンラインで受講できます。
https://www.eot.edu.au/online-courses/RSA/NSW/?pcid2=265&
ソムリエ、バリスタ、利酒師
ワイン、コーヒーや酒などに関する専門的な資格です。
カフェ勤務を希望しているのであれば、コーヒーの基礎知識を持っているとか、コーヒーを作れるといったバリスタの資格があれば有利です。バリスタの資格も講習を受ければ取得できます。
ワインや酒などに関しての専門的な知識を持っているのであれば大変有利です。
酒に関しては、日本にある利酒師の資格を取得しているのであれば大変有利な状況だと思います。
飲食店社員や店長に有利な資格
飲食店には必ず「食品衛生責任者」の資格を有する人を置かなければなりません。これは日本でもシドニーでも同じです。
お店を移ったり独立の際にもあれば有利な資格です。
Food Safety Superviser
現場責任者、もしくは食品衛生責任者にあたるのが、この資格です。
講習を受けるだけで取得できます。講習会を修了すると修了証が発行されます。
レストランに合った資格やスキルを持っていると即戦力として優遇されるでしょう。
日系レストランで働くか?ローカルレストランで働くか?
英語が出来るからローカルレストランで働く。
英語が出来ないから日系レストランで働く。
一つの基準にするには良いかもしれませんが、それが全てではありません。
例えば、日本で寿司屋勤務経験があり、それなりの実力があるのであれば、日系寿司レストランだけではなく、ローカル経営のレストランも視野に入れて見てはどうでしょうか?日本とは違う寿司を勉強するため。自分の幅を広げるため。日本に居たら手に入らないモノを手にするため。せっかくこっちに居るのであれば、その実力を存分に発揮できるレストランに飛び込むのも挑戦しがいがあると思います。この場合、英語が出来なくても料理長や経験者等の見る人が見れば、その手さばきで経験値がわかるものです。
逆に英語が幾ら解っても経験が無いのであればキッチンハンド止まりです。あわよくばその位置からビザ取得等とマンガやドラマの様なストーリーを思い描いているのであれば、現実はそんなに都合よくいきません。えらい目に合います。
仕事に必要な英語力と自分の英語力を理解する
シドニーに居るのだから英語を使った仕事に就きたいと思うのは誰もが思います。その英語も職種やポジションによって求められる英語力が違います。自分の英語力がその仕事で求められる水準に達しているかどうかを理解しておきましょう。
英語の試験や資格をもっていると自分の実力を測るモノサシになります。
一般的に接客業などに必要とされている英語能力は、
TOEIC400~600点・英検2級程度
です。
レストランやカフェなどの飲食店接客スタッフで、人と接することの多い仕事に必要な英語力です。
ちなみに、
TOEIC600~800点・英検2級~準1級ほどの英語力であれば、
ホテルの従業員、 貿易事務、外資系企業の秘書
TOEIC800~900点・英検準1級ほどの英語力であれば、
通訳ガイド、通訳案内士、語学講師
TOEIC900点以上・英検1級ほどの英語力であれば、
等の仕事に就くことが出来ます。
日本に居てどうやってシドニーでの仕事を探す?
日本に居ながらでもシドニーの仕事を探せます。
インターネットを利用して現地情報を得る
インターネットを利用して現地サイトを観覧し仕事の情報を得ましょう。現地日系サイトであれば、日豪プレス、Cheersなどを見てみましょう。日本語です。
こちらは現地サイトです。
海外案件に強い転職エージェントを利用する
海外への転職もしくは就職を考えていて、自分の力だけでの求人情報探しや応募などに不安を感じるのであれば、転職エージェントを活用することも選択肢の一つとして検討してみてください。海外案件に強い転職エージェントに相談してみましょう。
海外案件を持っているエージェント。
資格だけでは現場で困る。実践的な語学力が重要
英語能力を証明する資格は、英検、TOEIC、IELTSの他にも日商ビジネス英語検定やCASECなど様々なものがあります。
しかし、資格を取得している、好成績を出している、だけでは現場で直ぐに活躍することはなかなか出来ません。
英語系の資格だけで無く、その他の資格を取得しておくことは、面接、就職活動や就職試験においては大いに役に立ちます。
しかし、この面接の場面での英語が話せる、理解できる、資格が有るということは、あくまでも仕事探しのスタート地点に立っているにすぎません。
実際にレストランの現場に入れば、その業務内容に合わせた英会話能力が必要となってきます。それぞれのポジション、仕事内容によって専門用語も飛び交いますし、それら全てが英語である、ということも少なくないのです。また、レストランは接客業です。初めて接するお客様と英語でやり取りを行わなければなりません。
要するに、ポジション、仕事内容によって必要とされる英語の種類・理解力というのは変わってくるわけです。
例えば、寿司、刺し身を扱うキッチンであれば、メニューに載ってある魚の英語名ぐらいは分かっていないと仕事になりません。接客するホール業務でもテリヤキソースと醤油の違いぐらい英語で説明できるぐらいで無いと同じ黒色のソースです。お客様が寿司、刺し身に醤油ではなくテリヤキソースをつけて召し上がって、それからクレームが起きてしまう場合もあります。
一言で言えば、こうした現場で働く場合に必要なのは、実践的な英語能力です。職場のスタッフ達と会話が出来る、お客様と会話が出来る、といったこと以上に、その業務で必要とされる英語にいかに慣れているか、解っているか、ということがポイントとなって来ます。
まとめ
英語を使った仕事に就くためには、資格を取ったり英検等のテストを受け、どれくらい英語が理解出来ているか知ることが重要です。それに実務経験があるのであれば、シドニー飲食業界で働く事はそれほど難しく無いです。
いまは英語力に自信がないという方でも、各種検定試験にチャレンジしてみたり、英語力以外のスキルを身につけてみたり、何か出来る事からはじめてみましょう。
ポジションや条件を気にしないのであれば、飲食業界での仕事は見つけれます。
また、海外就職や海外転職を成功させるためには、エージェントに相談したり適切なサポートを受けることも大切です。
Sydney Hospitality Industry シドニー飲食業界での英語の必要性
こんばんは、シドニーマンです。
海外就職を考えている方や、ワーキングホリデーや学生ビザを取得して海外に行くことを考えている方は、その自分が訪れようと考えている国の公用語を理解していた方が何かと有利です。
英語を理解していると生活はもちろん、レストランで仕事に付くにも大変有利です。
英語の勉強方法
英語の勉強法はいくつかあります。自分に合った勉強方法が一番です。ですが、それが見つかれば苦労しません。なので長年シドニーに居て英語で苦労した私の実体験をもとにいくつか方法を挙げてみました。
英語の勉強のヒントになればうれしいです。
英単語を覚える。
私がシドニーに来たのは20年以上も前。今のように、オンライン英会話学校があったり、アプリがあった時代ではありません。なのでどれだけ英語に負けないかは自分次第でした。当時英語がよくわかっていなかった私はとにかく単語を覚えました。英会話の練習をするよりも先に、単語を覚えて相手が何を言っているのか?何について言っているのか?がわからないと会話すら一方通行になってしまうと考えたからです。
相手の言っていることがわからなかったり、自分の言いたいことを言い現わせれなければこちらで生活し仕事をするのであれば死活問題です。
単語の勉強の仕方は、中学や高校のときに使っていた単語帳をもう一度使いました。何度も何度も同じ言葉を覚えていきました。ここで注意してほしいことがあります。
それは、単語の発音も学ぶことです。
単語帳を使って、文字だけ見て発音練習をしても、どうしても正しい発音にならずに単語を覚えてしまいます。いくら単語の知識が増え、単語のスペルや意味が分かったとしても、実際の場でそれが発音されたときにどのように聞こえるかを知らなければ、わかっている単語すら聞き取れません。わかっているのに会話すら成り立たない。まして自分でわかっている単語なのに発音することもできません。余計フラストレーションが溜まります。
単語の勉強をするのであれば、リスニングの勉強と合わせて、きちんと単語の発音まで学習するように心がけましょう。そのためにはCD付きの単語帳を使ったり、発音機能のある英語アプリなどを使うことをお勧めします。
アプリを使って単語を勉強するのであれば、この手間が省けると思います。なぜなら最近の単語学習アプリは発音機能がたいてい装備されているからです。
単語を学習するのと同時にリスニング力も鍛えられるので、実を伴った勉強法だと思います。単語を覚えるためには繰り返し勉強することが大事です。地味ですが沢山の単語を覚えておけば、こちらで生活するうえで困りませんし、まして英語を使い仕事をするとなれば言葉を知らなければ会話すら成り立ちません。たくさんの単語を覚えていきましょう。
文法の勉強
単語を覚えるのと同様に、文法の勉強も大事です。単語がわかってもそれの活用方法がわからなければ、表現力の乏しい英語になってしまい、自分の言いたいことを細かく相手に伝えきれません。英語を使い自分の言いたいことを表現しようとするためには文法を知らなければ、できません。
単語がわかり単語のみの羅列でも会話では成り立つかもしれませんが、それでは相手に真意が伝わらないし、いつまでもそのレベルでは英語能力が低いと思われてしまいます。自分の言いたいことが伝えられず、もどかしい思いをします。だからと言って難しく考える必要はありません。シンプルな文法で構わないので、とにかく文法をある程度勉強しておくことが必要になります。
文法の勉強の仕方も人それぞれですが、私はリーディングとリスニングの勉強を同時にする方法をおすすめします。例えば英字新聞を読み、わからない文法や難しい文法を使った長文が出てくればインターネットを利用して調べれることは可能です。文法の勉強だけではなく単語の勉強やリスニングの勉強もできるので効率が良いともいます。
私は英字新聞のあえて小さなトピックを選らび、文法を勉強しました。トピックが小さい分比較的簡単な文章で書かれていることが多かったからです。文章が簡単ということは使われている文法も難しくないからです。それだと毎日できました。難しくない文法ですから実際の文章の中でどのように使われているかを知ることが出来、真似をすることもやりやすかったです。最近ではYouTubeなどで、英文法の解説をしてくれる動画が増えてきました。英文法を日本語での解説ビデオを見るのもいいですが、英語を覚えるためにも英語で解説してくれるビデオを見る方が、英語のリスニング力を鍛えながら、文法も学ぶことができるのでおすすめです。
一億人の英文法CDブック すべての日本人に贈るー「話すため」の英文法 (東進ブックス) [ 大西泰斗 ]
英語教材を利用する
英語教材を利用して英語能力を上げていきましょう。
私はこの教材を繰り返し利用しました。当時と教材の表紙デザインは違っていますが、タイトルは同じです。
英語学校通う
英語教材はあくまでも自分主体です。良く言えばマイペースで出来ます。ですが英語は誰かとコミュニケーションを取るための言語です。英語を使い誰かと話したり、メールのやり取りをするなど実感したいのであれば学校に通う事です。
学校に行けば同じ目的の方たち(生徒達)が居ます。何かと通じるものを感じてお互い助け合い切磋琢磨出来るのではないでしょうか?
アプリを利用
学校に行きたくても難しかったり、机に向かい勉強したくても時間が取れなかったりと何かと忙しいのが現代です。そんな方は英語学習アプリを利用してみましょう。
アプリはゲーム感覚で勉強出来るので楽しく学ぶことができるでしょう。
まとめ
シドニー飲食業界で働こうと考えているのであれば、それなりの英語能力があったほうが何かと便利です。
たとえ、日本人経営でスタッフの多くが日本人で日本語が職場で通じる、英語をあまり必要としない職場でもこちらにいる以上生活もしていきます。
英語が出来て困りません。
私の経験から、英語を英語のまま理解することで、日本語に訳すことなくより自然な英語的考え方が身につくと思います。
自分の言いたいことを表現できるようにするためにも、最低限の単語と文法の暗記は必須だと思います。
どんな勉強法にも共通することですが、時間をかけた割に成果が上がらない、貴重な時間を結果的に無駄に過ごしたと思ってしまう場合が多いですが、英語学習は地道な努力が必要で目に見える効果がすぐに表れません。
「継続は力なり」です。
英語学習は地道に努力していくものです。そうすればある日突然自分のものになっていることを実感できる日がきます。
その時、自分のガンバりを褒めてあげてください!
オーストラリアでの仕事探し、就職活動は求人サイトやエージェントを利用しよう。注目すべきサイトやエージェントはこれだ
こんばんは、シドニーマンです。
海外就職
一昔前はとても大変でした。
私の場合、ワーキングホリデービザを利用しオーストラリアに来豪し、就職して永住権を取得しました。それは20年以上も前の事です。
今は時代が違います。
インターネットのお陰で世界中何処にいてもほしい情報が手に入ります。
日本に居ても、オーストラリアに居ても、世界中どの国に居てもインターネットから求人サイトや海外就職エージェントを利用すれば気になる職から全く知らない国の職まで探す事が出来ます。
今やインターネットを利用し求人サイトや海外就職エージェントは就職、転職、求職をする上で欠かせないモノです。
ほとんどの求人サイトや海外就職エージェントは、登録さえしておけば自分に合った条件の求人があるとメールで通知してくれます。また自分の履歴書(レジュメ)も登録しておくと、その履歴書(レジュメ)を見て何処の企業のスカウトマンの目に止まり連絡が来ることもあります。
ですが、ここでは飲食業界にスポットを当てて進めたいと思います。
できるだけいろいろな求人を見て、オーストラリアでの仕事探しを成功させてください。
オーストラリアで仕事探しをする際、やっておくべき事
オーストラリアで仕事を探す際、求人サイトやエージェントを利用するのが一般的です。
そしてオーストラリアにも現地求人サイトはいくつかあります。
コチラで大手と言われているトコロはとりあえず登録だけでもしておくといいと思います。
シドニーには日本語での仕事斡旋日系企業もありますが、ローカル並みの給料や条件を求めるなら間違いなく日系企業よりもローカル企業にマトを絞ったほうが良いと思います。
これは何も飲食業界だけではありません。
ただし、この場合、英語がそれなりに出来ないといけません。一緒に働くスタッフは日本人ではないからです。
また日系レストランでの仕事は日本語が出来る事や日本人を募集しているところが多いです。日本人には有利であり、英語に自信がないのであれば選択肢の一つになります。
しかしココはオーストラリア。英語圏の国です。英語に不安があってもせっかくならローカルレストランでの仕事にチャレンジしてみるといいでしょう。
すべてのローカルレストランがそうではないでしょうが、日系レストランに比べてローカルレストランのほうがお給料が高いことが多く、日本のように料理長やマネージャーが仕事が終わらなければ手伝わなければならない。。。。みたいな空気にはならないです。
そういった意味では有利かなと感じます。
レストランで働く際、時給が良いから。ここの料理を覚えたいから。などと、その場所に求めるものはさまざまだと思います。無理にオーストラリアにいるから(行くから)といって現地優先で考えなくても日系の方がその人に合っているケースも有ります。その場合は日系のジョブエージェントを利用すると良いと思います。
仕事につくまでの流れとして、
求人サイトやエージェントで求人を見つけて
履歴書を送り、面接をして合格をもらう。
という流れがコチラでの就職活動の流れです。
これは日本もオーストラリアも同じだと思います。
オーストラリアで役立つ登録しておくべき求人サイト
オーストラリアで仕事探しで求人サイトを利用するのであれば、このあたりは必ず登録しておきましょう。
メールで自分の条件に合った求人を通知してくれます。
オーストラリアの求人サイトは結構あります。
使い勝手が良いなど、自分が気に入ったサイトを利用しよう。
募集サイトもチェックしよう。
求人サイトと違い履歴書や面倒な手続きはありませんが登録は必要です。自分で気に入った仕事を見つけましょう。
日系サイトも確認しておこう。
自分の都合に合わせて日系サイトも確認しておこう。
日本に居ながらでも探せるオーストラリアの仕事。
日本に居ても、求人サイトやエージェントを利用する事は出来ます。
オーストラリアの現地に行き、仕事を探すのはなかなか大変です。求人サイトで見ても限度があると感じる方がいるかもしれません。また英語に不安があるのであれば、日系海外就職エージェントを利用するのが手っ取り早いです。こちらの条件や履歴書を登録していれば、それに合った仕事やポジションを探してくれますし、ケアしてくれます。
オーストラリアで仕事探しをするときは履歴書(Resume)が大切
オーストラリアで仕事探しをする際に履歴書(Resume)はとても大事です。
求人サイトやジョブエージェントに登録している履歴書(Resume)を見て採用者は連絡を取ってきます。なのでしっかりと自己アピールしてください。
自己アピールと言っても、
日本人的にガンバリマス
は必要無いです。
仕事です。頑張るのは当たり前で英語が苦手であればそれに変わる武器をチラつかせておかないとあなたの良さが担当者に伝わりません。
英語での履歴書作りに不安がある人は有料で履歴書を作ってくれるサービスが有るので利用してみてはいかがでしょうか。また無料の履歴書テンプレートもあります。
”Free resume template”
などで検索すると無料の英文履歴書テンプレートを見つけれます。
まとめ
オーストラリアで仕事探しをするなら、英文履歴書(Resume)は必要です。しっかり個性を出しましょう。
まずは自分の履歴書(Resume)を作るところから頑張ってみましょう。
英語のスペルミスなどの初歩的なミスはしないように。できる事であれば知り合いのネイティブにお願いして添削を受けるのも良い方法だと思います。
不安がある場合は、それこそエージェントを利用して自分の英文履歴書えお完成させましょう。
こちらに居るのが前提で話を進めていたり、コチラに居ないことが前提で話を進めている箇所がいくつかあります。ご理解のほどよろしくお願いします。
びっくりしないでください!お国が違うとこれだけ違うシドニーレストラン飲食業界の業者それぞれの対応
こんばんは、シドニーマンです。
私は日本でもオーストラリアでも居酒屋やファインダイニング等、レストランの形態が違えど飲食業界に携わってきました。
そして、シドニーに住み着き20年以上たった今でも私がこちらの業者とのやり取りで、
日本に居たときでは普通考えつかない
ありえないこと
これがこちらの業者のスタンダードかよ
と思ってしまう事があります。
今回はそういった事を纏めてみました。
-
よくある業者の言い訳。
メール来ておりません。
いつもの担当者が不在で急遽別のモノが対応しました。ですのでいつもと違います。
この手の言い訳は、ほぼ毎日の様に何処かのレストランの現場で起こっています。
メール来ておりません。
そんな訳ないです。昨今オーダーをメールで送るのはシドニー飲食業界では通常業務です。
それに対して各業者は自動返信システムでオーダー受理した事をこちらに知らしてくれます。
その返信メールがこちらに来ていながら配達もしくは積み込み作業を忘れる。
せめて、
メール見落としておりました。
とか、
コチラの手違いで配達遅れております。
等と言ってくれる方がコチラ側からしても察しがつきます。
2.突然の在庫切れ
通常どの品も在庫管理はできているはずですし、今この時代に在庫管理が出来ていないとは思えません。しかしこういった事が起こっています。
レストランの現場は、その日の夜ディナー営業が終わってから、オーダーに必要なモノをチェックしオーダーします。そして次の日に配達されますが、その当日の配達された際、
あの品が切れてます。
この品は来週入荷されます。
といった通知が来ます。
通知が来るならまだ良いですが、インボイスにout of stockと記載されているだけの場合が多いです。
現場は必要だからオーダーするのであって、オーダーした品が来ない、もしくは無いとなれば大変困ります。
もう少し現場を理解してくれると嬉しいと思います。
3.アポイントを忘れる
これもよくあることです。
例えば、
水道のタップが壊れたから修理に来てほしいとお願いして次の日に来てもらうようにアポイントを取っても当日来ない。。。ナンテことはよくあります。
で、連絡しても当然の如く電話に出ません。そして2,3日してほとぼりが冷めた頃平気な顔して来る。
4.電話代が異常に高い。
レストランを営業していれば、
冷凍庫が動かなくなった。
フライヤーが壊れた。
等、キッチン機材を致し方なく修理しなければならない状況になります。
そうなると修理業者に連絡するのですが、まずそのアポイントを取る電話代が異常に高い!
何でアポイントを取るだけで100ドル以上の電話代が掛かる!?
*1ドル=70円と擦れば、100ドルは7000円。
そして修理してもらうのも大抵深夜レストランの営業が終わってから。
プラス深夜料金。
キツイです。
オーストラリアンクオリティーはナメてはいけません。
扱いがチョットでも粗いとすぐ壊れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オーストラリアは日本の感覚で仕事をすれば、モノも現場で働いているスタッフ(特に日本人)の心も壊れます。
そうなんです。業者の都合でレストランの現場は振り舞わされます。
つまり、
業者天国
なのです。
嘘だと思うなら、試しに電話してみてください。
これがわからないと常に業者と喧嘩することになります。シンドイですよ。
以上、オーストラリア、シドニーレストラン飲食業界裏側でした。